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今季、最初にランウェイを飾ったのは有機的ラインでパネル化されたシャツの数々。幾種類かのテキスタイルで構成された1枚は、水たまりのように規則性のない図形が合わせられた、緻密なパターンの組み合わせからできている。さらに登場した四角を重ね合わせたシャツには、バックルが配されて、ほんのりミリタリーなムードを漂わせた。テキスタイルそのもの自体は、オーソドックスでありながら、シャツは次第に立体的となり、個性を表していくのが面白い。絵画へと昇華されるシャツ
シャツの構成は、序盤でも分かるように徐々に複雑化されていく。そこに、最も象徴的である現代アートのようにモチーフが登場するのだ。絵画を邪魔してはいけないと、小さめに施された襟の下、そこはいよいよキャンバスとして捉えられる。
